九州遠征4日目

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遠征4日目は朝から生憎の悪天候

雨が降っていて被写体もなかったのですが、祖父がへいちくこと平成筑豊鉄道に車で連れて行ってくれるとのことだったので、撮影してきました。

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1発目は、赤駅内田駅間にある内田三連橋梁を通るなのはな号。
この鉄道橋の完成は1895年ととても歴史深く、国の登録有形文化財に登録されています。

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こちらは炭都物語号。
沿線に咲く菜の花と一緒に

余談になりますが、へいちくはもともと筑豊炭田からの石炭を運ぶ路線で、キューロクやC11などが率いる石炭列車がよく走っていたそうな。

祖父曰く、当時は貨車を繋ぎすぎて止まることもたまにあったそう。
そんな時は、無線もないもんですから警笛で救援を呼び、前に1両連結して2両で引っ張ったり、列車のケツに連結してプッシュプルで運んだりしたそうです。

祖父はその現場を1度だけ見たことがあるらしくて、僕もこの頃に生まれていたかったと思うばかりでした笑

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源じいの森温泉の近くにぽつんと置かれていたヨ9001。
看板に書いてある通り、日本で初めて100km/hで走れる車掌車だったそう。
塗装のためか、窓にビニールがまかれていました。

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石坂第二トンネルに入っていくちくまる号。
ちくまるは、平成筑豊鉄道のマスコットキャラクターです

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この石坂トンネルも内田三連橋梁と並んで1895年完成と、とても古いトンネル。
九州で1番古いトンネルだそうです!

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源じいの森~油須原間のトラス橋。
民家もなく、何もない山間部を抜けていく姿がよく分かると思います。

悪天候ではありましたが、へいちくの歴史深さを堪能できてよかったです。

以上