京急230形デハ236 陸送

5/24未明、京浜急行230形のデハ236号が、改修復元工事のため川口市の青木公園から横浜の総合車両製作所まで陸送されました。

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現役の京急車が眠る金沢検車区横を通過するデハ236。
京急車現役最古参の800形ともご対面。


この車両が引退した1978年といえば、今ではすでに現役を引退している旧1000形が当時最新鋭の時代。
一応800形の竣工が1978年ですが、230形がラストランを行なったのが4月なのに対して800形の竣工が12月なので、この二形式が顔を合わすことはなかったと言えます。

今や800形や2000形の全廃を危ぶまれる時代、ここにきて初対面を果たしたデハ236。歴史的瞬間をカメラに収めることができました。(2000形が検車区いなかったのが残念ですが)

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踏切を渡り、まもなく終点の総合車両製作所に到着するデハ236。
2晩に渡る陸送お疲れ様でした。

今まで野ざらしだったためにボロボロに痛んだデハ236は、ここ総合車両製作所にて復元工事を行いピカピカにされた後、2019年秋にみなとみらい地区に移転する予定の京急新本社にて展示される予定。

劣化の激しさからその工事には長い時間を要するようで、この1両のために2年もかかるだとか。
出場が待ち遠しいです。


以上です。